福岡市の工場で漏電調査と分電盤交換工事|特定ブレーカーが落ちる原因を電気工事で解決
2026年05月19日更新

工場内の一部ブレーカーだけが落ちる症状を調査|雨水と結露による絶縁低下で分電盤交換工事
福岡市内の工場様から、「特定の生産機械を使うと、その系統だけブレーカーが落ちる」と相談をいただきました。
現場では何度も復旧しては止まり、を繰り返していたようで、作業の流れも途切れがちになっていたそうです。
こういう症状、機械屋さんでも原因がつかみにくいことがあります。でも電気の側から見ると、漏電や絶縁低下が絡んでいるケースはわりと多いです。
まずは漏電調査から開始

現地で分電盤を確認すると、設置から年数が経っているタイプで、盤周りに湿気の跡が見られました。
福岡市の工場は海風や湿気の影響を受ける場所も多く、夏場は特に盤内部がじんわり湿ることがあります。見た目は普通でも、中は意外とダメージが進んでいることがあります。
テスターを当てても、その場では正常に見えることもあります。例えば朝は問題なし、午後の稼働後だけブレーカーが落ちる、といったケースも珍しくありません。
今回は回路ごとに切り分けながら、絶縁抵抗の変化を追って原因を探りました。
原因は雨水と結露による絶縁低下
調査の結果、分電盤内部で絶縁低下が起きていることが分かりました。
原因は雨水の侵入と結露による長年の湿気です。
外から見ると問題なさそうでも、内部の配線や端子がじわじわ劣化している状態でした。
工場だと「まだ動くから大丈夫」で進めてしまうことがあります。でもこの状態を放置するとかなり危険です。
漏電が続くと配線が発熱して機械を巻き込んで故障したり、最悪の場合は火災につながります。工場火災は一気に広がるので、設備だけじゃなく操業そのものが止まる可能性があります。
現場でも「ここまで来ていたとは思わなかった」と言われることが多い症状です。
新しいブレーカーへの交換工事
今回は既設盤の劣化も進んでいたため、新しいブレーカーへ交換工事を行いました。
古い盤は端子の緩みやサビが出ていることも多く、触っただけで粉が落ちるような状態のものもあります。
交換後は各回路の絶縁測定を再実施し、機械の負荷運転も確認しました。結果として、ブレーカーが落ちる症状は解消し、安定して稼働できる状態になりました。
工場の電気トラブルは早めの対応が安心です
工場の電気設備は「動いているから問題なし」とは限りません。
特に今回のような、特定の系統だけ落ちる症状は、内部で静かに劣化が進んでいるサインのことがあります。
今回は作業員1名で対応し、漏電調査からブレーカー交換工事、最終確認まで含めて約5〜6時間ほどの作業となりました。
九州電工では、福岡市を中心に漏電調査、ブレーカー交換工事、各種電気工事を行っています。
「たまに落ちるだけだから」と様子を見るうちに、ある日突然止まることもあります。違和感の段階で見ておくと、余計なトラブルを避けられることが多いです。














