福岡市でのLAN配線工事|オンラインゲームのラグを解消した有線接続改善事例
2026年06月12日更新

【施工事例】リビングから個室まで距離があるオンラインゲーム環境、LAN配線工事でラグ解消
こんにちは、九州電工の現場担当です。今回は福岡市のお客様から「オンラインゲームをやっているんだけど、どうしてもラグがひどくて困っている」というお電話をいただきました。
お話を聞くと、FPSや格闘ゲームをよくプレイされているそうで、無線だと敵が一瞬止まって見える瞬間があって、勝負どころで負けてしまうとのこと。モデムはリビングにあって、ゲームをする個室までは廊下を挟んで10メートル以上。配線も「前に自分で適当にやった」と言われてました。
現地に伺ってまず目に飛び込んできたのが、テレビ台の裏から伸びたLANケーブルがぐちゃぐちゃに絡まり、途中でジョイントコネクタを使って延長した形跡。さらには100均で買ったような細いケーブルが混ざっていて、これでは安定した通信は期待できません。
「ああ、これはよくあるパターンだな」と感じながら、まずは既存の配線を全て撤去することに。同時に、お客様に「なぜ無線がダメなのか」をお話ししました。例えば、同じ周波数帯を使う家電(電子レンジやBluetooth機器)の干渉、壁の素材による減衰。でも、それ以上に今回は配線自体が問題でした。ケーブルの種類もバラバラで、カテゴリ5eとカテゴリ6が混ざっていた。実際、速度テストをしてみたら100Mbpsも出ていなかったんです。
今回はリビングから個室まで壁面に沿って新たにCストレートケーブルを這わせることにしました。ただし、お客様のご希望で「壁に穴は開けたくない」とのこと。そこでケーブルカバー(モール)を使って廊下の巾木沿いに這わせ、部屋の入り口でドアの隙間を通すために平型の細いケーブルに切り替える工夫をしました。ここが現場ならではの知恵どころ。例えば、ドアの開閉に支障が出ないように、隙間の高さを調整しながらケーブルを這わせる。さらに、ルーターの位置も少し移動して、個室の壁にLANポートを取り付けました。
もう一つ、電気工事士として伝えたかったのは「電源ケーブルとLANケーブルはなるべく平行に這わせないこと」です。でも、お客様が「そんな知識なかった」と言われたので、実際に電流が流れている電源タップの横にLANケーブルを置いた場合のノイズの影響を簡易的に説明。今回は電源ラインとLANラインを最低でも10センチ以上離して配線し、クロストークを防止しました。

作業時間は私一人で約5時間。準備として、ケーブルの長さを正確に測り、余長を残さないようにカット。コネクタを圧着する際も、しっかりと被覆を剥いて、撚り対をほどきすぎないように気をつけました。ゲーミング用途なら、ここを適当にやると速度が出ないんですよね。
配線が終わった後、速度テストを実施。お客様の回線は1Gbps契約でしたが、以前は実効速度が100Mbps程度だったのが、今回の工事後は900Mbps以上出るように。ping値も安定して、パケットロスはゼロに。
「これで気持ちよくゲームができる!」と喜んでいただけました。ついでに、ルーターのQoS設定(ゲーム優先モード)もお伝えして、最大限パフォーマンスが出るようにアドバイス。

お客様が「また新しいスタッフを雇う予定で、その時の配線も安心して任せたい」とおっしゃっていたので、将来の増設にも対応できるように、あえて壁内に予備のケーブルを一本通しておきました。これも現場の経験から、後からやり直す方が大変だからです。
今回の工事でかかった作業目安は、作業員1名で行った場合、準備から後片付けまで約5時間。LAN配線工事は一見シンプルに見えますが、ゲーム用途だとちょっとしたノイズやケーブルの品質で結果が変わります。福岡市で同じようなお悩みがあれば、ぜひ一度ご相談ください。私たち九州電工は、電気工事全般はもちろん、こうしたネットワーク配線の現場経験も豊富です。














